2021年12月25日

武井風パチバーナー 自作

武井バーナーはコンパクトで温かいし、寒い時期のキャンプにはとても重宝しますが、かなり高価な商品です。
定価でも高いのに、品薄で中古でさえ定価の倍の金額で売買されていたりしますね。

高くて買えないから、それならば、自作してみました。

予算は定価の半分程度で。

まずは、バーナーの熱源部分。ThousWindとかだったかな中華のヒートアタッチメントを採用しました。

武井風パチバーナー 自作

ケロシンバーナーのヘッドの位置は、ヒートアタッチメントの下から熱すると、アタッチメントの下部が熱でグニャグニャになるそうなので、ケロシンバーナーは、サイレントバーナー+ライジングチューブに交換して、少しヘッドの位置を高くして、アタッチメントの内部にバーナーヘッドが収まるような感じにしました。その際、熱源になる下の方のスプリングの輪がバーナーヘッドに干渉するので、これを固定している軸をM6の全ねじに替えて、少し位置を高くしました。これによりスプリング間が狭くなり熱効率も上がるそうです。

ヒートアタッチメント部分の加工は、「マナスルと火輪」で武井バーナー化を紹介しているNET記事や動画サイトをそのまんま参考にしました。先人が試行錯誤してベストな方法を教えてくれます。
いい時代だ。

武井風パチバーナー 自作

ヒートアタッチメントは、そのままでは、バーナーに乗らないので、ポケットストーブの丸い五徳を使用し、ちょうどバーナーの上の皿に乗るように、真ん中を空けて、はめ込みました。
武井バーナーのように、スプリングだけでも十分固定できますが、バーナーのサポート(三脚 五徳のようなペグ状のもの)を使用すればさらに安定します。
私の場合、バーナー(エバニュー エタンセル)のサポートは、純正では高さが合わなかったので、短いマナスル96用のを使いました。

武井風パチバーナー 自作

ただ、96用サポートは、はめ込むとこちらは逆に低すぎるので、ホーススプリングクランプをストッパ代わりにはめて、自由に高さを変更できるようにします。

武井風パチバーナー 自作

固定用のスプリングは、少し柔らかめ(3㎜ 60㎜)の引きばねを3か所採用しました。一方をヒートアタッチメントにぶら下げて、もう一方を1cmくらいのリングを付けて、バーナーの足部分に引っ掛けます。

武井風パチバーナー 自作

これでかなり安定します。

こんな感じになりました。

武井風パチバーナー 自作


総括。
ヒータアタッチメント 約10,000円
サイレントバーナヘッド 約4,000円
マナスル96サポート 約1,500円
引きばね 3本約360円(5本で約600円で購入)
ポケットストーブ五徳 1枚約125円(4枚で約500円で購入)
ホーススプリングクランプ 3個約45円(40個約600円で購入)
ケロシンバーナー 中古約11,000円(キャッシュバックやポイント還元利用)
かかった費用は実質27,000円くらいでした。
というわけで、あたしの大勝利。



Nobb 写真館 


---------------------------------------------------
私たちのお店(WEB SHOP)です。

沖縄雑貨とアウトドアとコーヒーと三線用品の店 
-- 工房花時の浮き玉、やちむん、琉球ガラス販売 --

https://adayinthelife.ocnk.net/

経済産業省認定 特別国際種事業者 (登録番号00717)
神奈川県公安委員会公認 古物商免許(第452610001175号)

 








同じカテゴリー(CAMP)の記事

Posted by 安里やポン太 at 13:07│Comments(0)CAMP愛用品
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 1人
オーナーへメッセージ
QRコード
QRCODE